口永良部島 金峯神社

御祭神年間行事アクセス
日本語
/
English

あるものだけで豊かになれる島

屋久島からのフェリーが一日一便。 海が荒れることもあり不便な面もたくさんある口永良部島。

けれど、この島には、今も命にとって一番大切な清浄な環境が保たれています。美しい空気と、大きな岩から一年中枯れることなく湧いているきめ細やかで柔らかい水。火山のお蔭で良い温泉があり、四ヶ所ある温泉はすべて違う泉質です。土は黒々と肥え、何でもよく育ち、海は北からの潮と南からの潮が交わる所で魚類の種類が豊富です。島の案内には「あるものだけで豊かになれる島」とあります。

ここでしか生息していない、または個体数の少なくなっている動植物が今も大切にされています。

これも、先人達が時代の価値に翻弄されずに島を守ってくださったお蔭です。

平成 23 年に霧島屋久国立公園から屋久島国立公園になった際、口永良部島全島が国立公園に指定されました。平成 28 年には屋久島と共にユネスコエコパークにも選ばれました。

島の人々は、「命を大切にすることは命が栄えていくこと」を、身を以て示し続けて来られました。

金峯神社の御神祭は金山比古命、金山比売命、お山の神様です。昔から島の人々は岳(たけ)の神と言って、朝夕に家から山に向かい手を合わせ、山の神、そして自然の神々といつも心を通わせて暮らしてきました。

その大切な祈りの場の中枢である金峯神社を、この豊かな自然と共に、未来永劫、子々孫々に残して参りたいと切に願っております。

口永良部島 金峯神社宮司
兼子好恵

御祭神

金山比古命

金山比売命

年間行事

天保12年(1841年)に起きた2回の大噴火から、旧暦の4月3日と6月15日に山を鎮めるためのお祭りがあります。

かつては、春のお祭りでは、島民総出で相撲や踊りを奉納していました。現在は、6月の例大祭に棒踊りと日の本踊りが奉納されています。

1月 1日歳旦祭
2月 3日節分祭
2月 11日紀元祭
2月 17日祈年祭
2月 23日天長節
3月 21日春季皇霊祭・春分祭
旧暦4月 3日春季大祭
6月 30日夏越大祓
旧暦6月 12日花尾神社 6月灯祭
旧暦6月 15日金峯神社例大祭 6月灯祭
旧暦6月 16日山ノ神神社 6月灯祭
旧暦8月 12日花尾神社例祭
9月 23日秋季皇霊祭 秋分祭
旧暦9月 16日山ノ神例祭
11月 23日新嘗祭
12月 31日歳越大祓

アクセス

屋久島(宮之浦港)と口永良部島(本村港)を結ぶ町営船『フェリー太陽』が唯一の交通手段です。

『フェリー太陽』についてのお問合せ

屋久島町役場商工観光課船舶係
TEL:0997-42-0100

©︎ KANAMINE JINJA